早い婚約

 なんや、どないしたんや、いや、うん、なんもないんやけど…。 なんやねん。はっきりせんな。 …うん。 ……ほんまなんやねん自分。俺を困らせる為に来たんか?  ちゃうねん!あ、でもこれオサムちゃんに言うても困る…よなぁ?  …俺に聞かれても困るっちゅーねん。 ああ、せやな。 はぁ…用がないんなら、俺行くで。 あ、待ってや! ちょっとだけ! ちょっとだけでええから、付き合って?  あんな〜、俺も暇やないねん。 うちかてそんな暇ないねん。 だったらはよ話せ。 わ、判ってるよ! で、でもこういうんはやっぱ心の準備っちゅーか…。 あ〜も〜!! ぐだぐだ話してる間に5分経ってもうたやんか! どないしてくれんねん、  はぁ!? うちの所為なん!?  お前以外に誰がおんねん!  ……うちやなぁ。 せやろ? で、俺も本気でキレてまうぞ。 ええ! キレんといてーな!  お前が遅いからやろ!  せ、せやなぁ。うちの所為やな…。…………うん。決めた。うち、腹括ってオサムちゃんに言うたる!  お、おう…(なんや、えらい急に気合入れたな…)



「うち、オサムちゃんが好きやねん!」



 ……………。 お、オサムちゃん……?  ……ああ、俺の授業は寝やすくて好きやっちゅうんやな。おーそうかそうか。はそんな事思うてたんやな。 ち、ちゃう!! その好きやなくて…オサムちゃんが好きやの!  だからそれは裏を返せば俺の授業なんやろ?  ちゃう! ちゃうちゃうちゃう!! オサムちゃんが好き!! 愛してんの!!  ……あんな、。大人をからかうもんやないんやで?  からかってないもん! うち、ほんまに真剣やねんで!!  …判った。俺を練習台にしてるんやろ? 俺を練習代わりにしたってあかんで。 オサムちゃん、信じてくれへんの? ほんまやねん!! ほんまにうち、オサムちゃんが…す、好きやもん!!!  あ、アホ! 泣く事ないやないか!  だ、だってオサムちゃん、信じてくれへんもんー! ぐすっ。 ………。 ぐずっ。す、好き…ッ! う、ち…ずっとおさ、オサムちゃんの事、好きやったもん。…ふぇえ!  ………あ〜も〜!! ほら、! 顔あげぇ!  …う、ひっく……う、ぇ?





「後3年は待っといてやる」






早い婚約
(ほ、ほんまに!? ふ…う、ええぇぇぇ!!)(な、なんでまた泣くんや!?)









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オサムちゃんはきっと乙女心を判ってると思われる人だと妄想してますが、やっぱり声的に言うならここは敢えて女心が判らない彼にしました。

だって声的にこれしか思い浮かばないんだもん!!(キモイ
Witten by Yukino Enka.

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